♬スポーツリズムトランポリン!

タイトルに若干ムリがありますが、結構マジメに書いてます!笑

いつもご覧頂きありがとうございます。富山です。先日の運動療育でのトランポリン。はじめてのツールだったのでどうかなーと思いながら持っていきましたが、子ども達は大喜びでした!

世間でも「子どもの運動能力の向上に良い」「脳に良い」「ストレス解消」「ダイエットに」など、認知されているトランポリン。何となく「良い」で終わっていたので、少しまとめてみます。

ぎこちない子の特徴

ピョンピョンって上手に跳べる子は少しおいといて…。当然、発達障害のある子ども達なので、できない子、ぎこちない子が結構います。動画がないので伝わりにくいですが、いくつかのパターンに分けられます。

  1. 原始反射や感覚の未統合
  2. 運動経験不足
  3. 空中でのボディイメージ不足
  4. 股伸展 – 膝屈曲パターン
  5. 収縮 – 弛緩サイクルの欠如

重複してる子もいますが、今回はこんな感じでした。

まず、反射や感覚統合が進んでない場合は、本人が意図せずとも、イレギュラーな動きが入ってしまいます。例えば、眼球の動き、肩首のすくみ、上肢の左右非対称性、体幹の固定や傾斜などです。運動経験不足から体幹固定になっている子はあまり非対称にはならない印象でした。ガチッと固めてる感じですね。慣れると徐々に力が抜けてきます。反射が残存している場合は統合を図る為のトレーニングを個別で行うか「力を抜いてーゆっくりー」とか「両手を軽く振ってー」という入力で良い反応がありました。

上手く跳ぶには?

当然連続して跳んだり、高く跳ぼうとすると、なるべくトランポリンの中央に下りて強い反力を得たい訳ですが、空中でのボディイメージが悪かったり、体幹固定によるバランス低下があるとできませんね。「高く跳んでー」という課題には、反力を得る為の剛性、空中で制御する為のボディイメージとバランスを取る為の柔軟性、反動を得る為の上肢のスイング、それらのスイッチを切り替える筋肉の収縮 – 弛緩サイクルの構築、脳からのフィードバックを図る目的があります。…小難しい‼︎笑 要は楽しく繰り返しやってると慣れてきてくれます。その過程で腕や体の動きが少しずつ変わってきたら「いいよーその調子ー!」としっかり褒めてあげることかなと思います!笑

リズムトランポリンの意図

リズムジャンプはいつもやっているので、みんなとっても上手になりました!同じように、ビートが効いた音楽は、筋肉の収縮 – 弛緩サイクルの構築に有効な手段の一つなので、トランポリンでもリズムに合わせてピョンピョンしています。跳ぶだけでも大変なのに曲に合わせるなんて!…と、ならないのが子どものおもしろい所で、みんなとっても楽しそうでした!笑

環境が子どもの動きを変える

アフォーダンス理論

『環境が様々な要素により、人や動物、生き物に働きかけることで、そのフィードバックによって感情だけでなく動作も生まれる』

何が言いたいんやと?笑 要はうんていの転落防止用のマットも、置き方次第で子どもは考えて勝手に遊びます!飛び降りれるところの下に置けばジャンプして降りる練習を勝手に始めます。部屋の真ん中に置けば飛び込んだり、前転したり。

理想は子ども達が考えて遊びを作り出すこと!考え、学び、成長して欲しいです!すっかり親父みたいだ…笑

最後までお付き合い頂きありがとうございました!2月は銀河学院や鯉城幼稚園を訪問させて頂く予定です!4人になったエバーフィットに今後ともご期待下さい!