モッキーセミナー~効率的な身体の使い方~

みなさんこんにちは!本沖です。

先日、私が考えるパフォーマンスアップのための効率的な身体の使い方についてお話しする機会がありましたので、ご報告です!

SNSにて参加者を募り、広島市内や倉敷、そしてありがたいことに兵庫からわざわざ来て下さった参加者もおられ、ホントに感謝です。

中には学生さんも多く、フレッシュな雰囲気で行えました!

自分が学生の時は、セミナーがあることなんて知らなかったし、ましてやそんなに勉強しようと思ってなかったです。(笑)

さて、本日のセミナーの「効率的な身体の使い方」というテーマについてですが、何がどうであれば効率的なのかというのはいろんな考えがあると思います。

私の中でのポイントとして、次の項目を挙げました。

  • 人間本来生まれ持った機能を最大限に、最小の力で使うこと
  • 脊柱・骨盤を中心とした6方向の運動
  • 人の運動は一つの関節だけが動くのではなく全身が連動すること
  • 動作後(トレーニング後)に可動域が低下したり、動きにくくならず、よい反応がでること

これらが上手くいっているかどうかを判断するためには、身体の反応を感じること、すなわち身体との対話が重要です。

身体にとってよくない動きであれば、可動域が低下したり、力が入りにくくなります。また、身体は壊れないように、痛みや筋スパズムとして危険のサインを送ってきます。

逆に言えば、動作後に可動域が増えたり(変わらない)、力が入りやすくなるようであれば、その動きは身体にとっていい動きと私は考えています。

トレーニングでありがちなのは目標がいつの間にか変わってしまうことです。

例えば、速い球を投げたいという目標のために、ベンチプレスを取り入れたとします。

しかし、いつの間にかより重たい負荷をあげることが目標になってしまい、ベンチプレスをした後は、投げにくい状態になっていることはよくあります。

ということで今回のセミナーでは、身体の変化・反応を感じてもらうことに大事にしました。

まず動くために必要な動作である、見る・呼吸・噛む・座る・立つ・歩くということにエラーがあるかどうかのチェックを行いました。

この要素ですでに悪い反応がでていれば、強度が高くなるスポーツ動作を行うと必ず身体には負担がかかるし、パフォーマンスは下がると思います。

基本的な動きを評価・実践した上で、体幹の動きのトレーニングの仕方や重心移動などについてお伝えしました。

今回のセミナーで身体の反応・変化をみる、身体と対話が大事ということを感じていただけていれば嬉しいです。

2時間という短い時間だったので、最後かなり駆け足になってしまいました。

次からは基本の動作の評価編と実技編に分けてやってもいいかもしれないですね。

要望があれば、いつでも開催しますで、ご依頼お待ちしています。